エイズ治療の最前線!完治・症状はどうなる⁉子作りまで可能な病に!

 【引用先:https://ovo.kyodo.co.jp/】

12月1日は、『世界エイズデー』今年はエイズ治療薬が世界に出て30年で、医療は急速な進化をし、「死の病」は、子作りすることも可能な病となりました。

「レッドリボン」がエイズのために使われ始めたのは、米国でエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わり頃です。演劇や音楽などで活動するアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えていきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、「赤いリボン」をシンボルにした運動が始まったのです。

【左から…フレディー・マーキュリー、チャーリー・シーン、マジック・ジョンソン】

この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。

20年以上前は複数の薬を1日5回も飲む状況でした。また吐き気や下痢、腎臓結石といった副作用に悩まされるリスクが高かった。歩くことですら大変な身体になっていました。

しかし、今では薬が飛躍的に進歩して、1日わずか1回で済みます。副作用もなくなり、逆に体調が良すぎる時などは、出張などで飲み忘れてしまいそうになるぐらいの身体になります。現在では残存するHIVの増加を抑えるというよりも、その数を減らいしていく状況にまでなります。

かつてエイズは『死に至る病気』の象徴でした。この病気は、HIVに感染することから始まります。すると、血液中の免疫細胞「CD4陽性リンパ球」の数が、ウイルスの攻撃により減少し、免疫力が低下していきます。その結果...

感染症やがんを発症した人を「エイズ(後天性免疫不全症候群)患者」

感染しているものの未発症の人を「HIV感染者(陽性者)」

と呼びます。

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発症すると、カポジ肉腫カンジタ症ニューモシスチス肺炎といったさまざまな病気に罹患しやすくなります。HIVに感染後、治療しなければ、数年から10年程度の潜伏期間を経た後、確実にエイズを発症し、その後の2~3年で死に至ります。

この病気が世に知られるようになったのは、1980年代前半、81年に、米国で同性愛者の男性がエイズ患者として初めて症例報告されました。

日本では85年、最初のエイズ患者が見つかり、87年には神戸市内で初の女性患者が確認されました。マスコミもこぞって報道し、「エイズパニック」と呼ばれる社会現象にまでなりました。しかし、それから30年経った今は、エイズ治療は驚くほど様変わりしています。

科学の進歩と治療の変化で必要な成分を複合配合し、効き目の長い合剤の開発に成功し、30年かけて最小で1日1回1錠の服用で済むようになりました。

生涯にわたって毎日、必ず服用してHIVの増殖を抑制することが最重要。いったん発症しても、適切な服薬治療によって免疫機能が戻る人も多いようです。

現在の基本の処方は、主力のキードラッグ1つを選び、さらに補助的な2つの薬を選ぶ、3つの薬の組み合わせとなっています。薬剤開発の進歩は、患者の負担を軽減しました。かつての薬剤に見られたような重篤な副作用も少なくなってきました。

これによって、薬を飲んでさえいれば、エイズを発症させないことが可能になりました。今では20歳のHIV感染者の平均余命は、40~50年ほどまで延びました。つまり、HIVに感染しても、きちんと治療すれば、発症しないまま平均して60~70歳までは生きられるようになったのです。

今後の課題は予防の可能性、そして完治薬の開発ではないでしょうか。

ワクチンはまだ完成には至っていないが、海外では抗HIV薬を予防薬として内服し、効果が認められているそうです。いずれワクチンは開発されると期待しますが、根治については、目途が立っていないようです。

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